徳田雅一プロ参戦記
「”チェックは勝利への必須課題” 課題が残った今季初入賞」
「”チェックは勝利への必須課題”
課題が残った今季初入賞」
7月30日に行われました『JB旭川ダム 第2戦 JB CUP』の結果を御
報告致します。
今回も、前週に土砂災害が起きる大雨があり、流れが激しいことが予
想されていました。
ところが、水位はすでに安定水位になっており、流れの少ない状況
でした。
前日プラクティスデイ
私は前日にプラクティクスを行い、前回同様の上流以外のセカンドパターンを見つけるため、中流域〜下流域へ向かいました。
中流域の小森ワンド下流撹拌機付近に流木が溜まっており、下流域への移動は困難でした。
水位の激変と水質がマッディであることから魚はカバーに隠れていると想定しました。
カバーを中心にシェードに狙いをつけて探っていくと、比較的イージーに600g程度の魚が数本獲れました。
大会当日
トーナメント当日はやはりフライトが最終になってしまったため、すでにたくさんの選手が入っている上流パターンをはずし、
前日結果の出ていた中流へと向かいました。
8時30分過ぎに到着し、ほどなく最近最も信頼している『ファイナルヘブン DS』にバイトがあり、450gのバスをキャッチしました。
この一本で気持ちが楽になり、中流域のカバーが絡むエリアをクランクで流していくと300gを小さいながら追加することができました。
そのまま、カバーの続くエリアの最下流部で『ファイナルヘブン DS』をキャストしシェイクしているとキーパーサイズぎりぎりのバスを追加
しリミットを揃える事ができました。
10時を過ぎて、キッカーを狙いたかったので、エリアを大きく移動しながらキャストを続けました。
11時ころ、同じシチュエーションのカバー絡みで微かなバイトがあり、慎重にスイープでフッキングすると、力強い手ごたえが帰ってきました。
数分のやり取りの後、キャッチできたのが1300gのキッカーでした。
キャッチする際は、形振り構わずハンドランディング(本当は手づかみ)でした。
1300gのキッカーフィッシュ
その後、移動を繰り返しながら、数本キャッチしましたが、300gを超えませんでした。
一度だけ、大きな手ごたえのあるバイトを得てフッキングしました。先ほどの1300gより明確に大きいファイトでした。
痛恨のラインブレイクにより逃がしましたが、途中で小さい魚をキャッチした際、ラインチェックをしながらラインに小さな傷が
あるのに気がついていたのにも拘らず、リグを結び直さなかった自分に反省します。
キッカーが1本獲れていたので、舞い上がっていました。非常に悔しい教訓です。
結果は、2045gで7位入賞できました。
クランクで獲った1本を除き、後はすべて『ファイナルヘブン DS』でバスをキャッチできました。
第3戦は10月に開催されます。年間暫定順位も7位です。最終戦でもシングルに残れるよう、がんばります。